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こんなのつば九郎とちがうー、とか言わないこと

スポニチ

ヤクルト つば九郎が来季から復帰!ファン感涙「おかえり!」「どんな形であれ応援したい」

中の人が急逝して10カ月、つば九郎は一代限りではなく「誰か?」が継承することになった。

私はマスコットにはそれ程興味がないから基本的に「どうでもいい」けども、いろいろ懸念することがある。

つば九郎は、他のNPB球団のマスコットと比べても、きわめてキャラが立っていた。

例えば広島のスラィリーは、ファナティックなアクションが売りだった。セグウェイで球場を走り回るなど、目立っていたが、中の人は派手なアクションができて、セグウェイに乗ることができれば、交代可能だと思える。

ライオンズのレオは、いつでも颯爽としていて格好が良いが、その演技も別段苦労することなく継承できるのではないか。

ひょっとしたら知らないうちに交代している例も、結構あると思うけど。

しかしつば九郎は、そうした「マスコットらしさ」からほど遠いキャラだった。可愛げのあるポーズをとることは一切なく、たとえばオールスター戦などで、各球団のマスコットが交流しているときでも、つば九郎はその輪の中に入らず「やれやれ」みたいなかったるい雰囲気を漂わせていた。

選手の応援でも「わー、がんばってくださいー」みたいなのではなく「ま、お前も頑張れよな」てきな、すがれた空気を漂わせていた。たたずまいは不審人物ぽかった。

しかも、スケッチブックに、すかしたコメントをして球場を沸かせていた。スケッチブックのコメントはあらかじめ用意していることが多かったが、その「すかし加減」が絶妙だった。

先代の中の人は抜群のキャラだったのだ。似たような雰囲気は、中日のドアラにもあるが、他には似たキャラのマスコットはいなかった。

二代目つば九郎が、先代のようなパフォーマンス、演技をするのは至難の業ではないかと思う。ファンの中には「前のつば九郎はあんなことはしなかった」とか「スケッチブックの筆跡が違う」とか、聞き分けのない子供みたいなことを言う人がいるのではないかと思うが、先代はもういないのだ。

新しいつば九郎は、新しいキャラでファンサービスをするのだ。

そのことをよく理解して「違うつば九郎」を好意的に受け入れることが大事ではないか?

また二代目は、先代のキャラをトレースするのではなく、別の個性を発揮すべきだと思う。

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