巨人、桑田真澄二軍監督退任
ちょっと驚いた。桑田真澄は巨人の指導者になってから手腕を発揮していただけに、残念だ。年齢は阿部慎之助現監督よりも一回り近く上だが一軍監督として手並みを見たかった。
桑田真澄は、今の「勝利至上主義」的な野球指導を強く否定し、科学的な手法を用い、選手の健康や将来を大事にした指導をすべきだ、と考えてきた。
2016年、東京大学で行われた日本野球科学研究会のシンポジウムで、私はシンポジストとして呼ばれて話をしたが、声をかけてくれたのが桑田真澄だった。「誰か少年野球の指導について書いている人を」と言う話が合って、長谷川晶一さん経由で私に話が来たのだ。
それ以降、年に1~2回くらいは、桑田真澄と話をする機会があった。
端的に言えば「ぶれない人」であり、自分が考える「指導法」を貫きたいという考えを持っていた。
2019年に「球数制限」の議論が持ち上がった時にも話を聞いたが「7日間500球と言う球数制限は意味がない」と厳しく批判していた。
それが、2021年に原辰徳監督に呼ばれて巨人に入り、ファームの指導者になった。
総監督になって以降の成績
ファームがもともと充実している巨人だが、それを割り引いても、好采配をしていたといえるだろう。
今回、球団は桑田にフロント入りを勧めたという。これは体のいい「勇退→棚上げ」だろう。オラオラの阿部慎之助監督と桑田真澄は考え方が違う。
来季負ければ退任が確実な阿部慎之助は、自分と考えの近い指導者をファーム監督に据えたかったのだろう。
むしろ退任後の活躍に期待できる。巨人をやめれば、またおおっぴらに話が聞けそうなので楽しみだ。
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