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宮城大弥はここ2年「不振」なのか?

今やNPBで最も優秀な先発投手の一人だといっても良いが、ここ2年7勝止まりで、メディアは「不振」であるかのように書いている。

デイリー

オリックス・岸田監督「当然」 昨季不振の宮城にエース奪回指令 開幕任すも7勝止まり、持ち味のクロスファイアー復活期待

キャリアSTATS

興南高から2019年ドラ1でオリックスに。1年目から一軍で投げる。

2年目以降、山本由伸に次ぐ先発投手として安定した数字を挙げてきた。24年を除き規定投球回数にも達していた。

しかし3連覇の最終年に10勝を挙げてから、7勝、7勝、「不振」という声が上がっていた。

2021年

おそらくMLBは全くそう思っていないだろうし、宮城本人も勝ち星が少ないことはそれほど気にしていないはずだ。

それを示す数字。

PR=((その年のリーグ平均防御率-その投手の防御率)×投球回数)÷9、リーグ平均防御率よりもより低い防御率で、より多く投げた投手の数字が高くなる。

山本由伸は毎年30ポイント以上でずば抜けていたが、宮城も2022年を除いて高い数値を挙げていた。

24年は7勝だったがPRは17.79でモイネロの21.0に続いて2位だった。昨年は10位だったが常にリーグトップクラスだ。

QS(6回以上投げて自責点3以下、先発投手の最低責任)の数はずっと高い数字。ここ2年は80%を超えている。

さらにRS(援護点)をめぐる数字。RAは失点率、RSAは援護点率。RSA-RAは援護点率ー失点率。2年目以降、宮城はプラスの援護を受けているが、最大で4点台、RSA-RAはずっと1点台以下で、ずっと厳しい数字が並んでいる。宮城宇が投げるときの味方打線の援護は「限定的」だといえる。

だから勝敗が、すぐに不安定になる。

ちなみに昨年のモイネロのRSA-RAは2.37、21年の山本由伸は2.53だった。

昨年で言えば宮城はQSがキャリアハイの18もありながら7勝。要するに好投しても報われなかったのだ。

勝敗は「時の運」であって、宮城自身にコントロールできる部分は限定的だ。

野球記録について詳しくないスポーツ紙や世間に褒めてもらうためには、勝ち星を挙げることだが、宮城が考えているのは「イニング数を伸ばす」ことだろう。彼はシーズン中に一度は戦線離脱してきた。ケガや故障なくシーズンを乗り切れば、数字は上がる。

そして、MLB移籍も見えてくるだろう。

2025年

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高代延博



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