引退しない「40代」に求めたいこと
シーズン終幕前に、西武ライオンズは中村剛也、栗山巧の「現役続行」を発表した。またヤクルトも石川雅規の現役続行を表明した。
石川は1980年1月22日生まれ、来年早々に46歳になる。栗山は83年9月3日生まれ、中村は同年8月15日生まれ。来季中に43歳になる。この3人がNPB現役選手の高齢3傑だ。
3人ともにフランチャイズプレイヤーだ。栗山は2000本安打をクリアしているが、石川は通算188勝、中村は1830安打。名球会に向けて多少無理目の目標に挑んでいる。
球団がこれを後押ししたのだろうが、現役続行の「意義」が個人記録の達成のみになるのは、良くないと思う。今のNPB球団は、なんでも「集客のネタ」にする。あと何勝、あと何本となれば、球団はそれを「売り」にするだろう。
しかしプロ野球はチームの勝利を目指す集団だ。それとは別個の目標のために選手に出場機会を与えるとすれば、それはチームの目標と相反している。
力が衰えた選手が、記録達成のために「無理矢理に」試合に出るようなことには、ならないでほしいと思う。
こうしたベテラン選手は「チームの精神的支柱」と言われる。監督やコーチでは示すことができない、現役選手ならではの「模範的態度」で、チームをけん引することができる、とされる。
であれば、それを本当に見せてほしい。お情けで現役続行しているような印象を与えないようにしてほしい。例えばコーチ兼任になってもいいし、二軍で手本を示す時期があってもいい。
昔は2000本、200勝を目前に引退した選手がたくさんいた。そのために殿堂入りを逃した選手もいる。私はそういう選手を再評価してほしいと思っている。
現役でも中村剛也は、統一球元年の2011年にロッテの球団本塁打数を上回る48本塁打でタイトルを取った。この一事だけでも殿堂入りの価値がある。
すでにこの3人は、数字に関わらず「レジェンド」だといって良い。それだけに、数字に汲々とすることなく、引き際を考えてほしいと思う。
私のサイトにお越しいただき、ありがとうございます。ぜひコメントもお寄せください!
↓
好評発売中!
2023年森原康平、全登板成績
本記事は参考情報として提供しており、内容の正確性・最新性について保証するものではありません。
多くの人に読まれている記事を中心に、役立つ情報を一覧で確認してみる

