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息を吹き返した菅野智之

このまま下降線をたどるのかと思ったが、7月後半から盛り返してきた。

今季の菅野の戦績

35歳でMLBに挑戦した菅野だが、当初は長いイニングを投げることができなかった。

しかし4/17に初めてQSをマークするとここから安定感のある投球でローテの中心となり9登板で6QSと安定感のある投球が続いた。ERAも3.04まで上昇した。

ところが6/8のアスレチックス戦で5回途中3自責点で負け投手になって以降、QSがクリアできない試合が5試合続いた。

被安打が急増し、奪三振が減った。球威が落ちて打者に球がとらえやすくなっていたのだろう。

7月末のトレード期限で菅野は移籍するのではないかと思われたが、それはなかった。

このままローテを外れるのかと思えたが、7/10に37日ぶりにQSをマークして以降、安定感を取り戻し、とびとびではあるが好投するようになった。

菅野の月次成績

当然ながら6、7月の成績は悪いが、この2か月のBabip(本塁打を除くグラウンド内に飛んだ打球が安打になった割合=運の要素が強い被安打立)が、急上昇していることがわかる。

つまり菅野のパフォーマンスの低下もあったが、打ち取った当たりが安打になるようなケースが増加したと言うことだ。

長いシーズン中にはBabipの悪化はほとんどの投手で見られる。菅野もこの時期に「運の悪い打球」が増えたと言うことだ。

しかしその時期に辛抱強く投げたことで、8月はBabipは改善された。経験値がモノを言ったと言うべきだろう。

菅野は1年契約だから、オファーがなければNPBに復帰することになる。このパフォーマンスが続けば、他球団から大きなオファーがある可能性もある。MLBでキャリアを終えることも含め、視界が開けてくるだろう。

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