セ・リーグ打撃、前代未聞の事態に
2リーグ分立から76年目だが今年のセ・リーグの打撃成績は、前代未聞の事態になっている。
今季のセ・リーグ打撃ランキング
ついに.290打者もいなくなった。最高打率が近本の.289、.280代が6人いるが、サトテルは三冠王の可能性さえある。しかしこの低レベルでありなのか?と思う。
首位打者の最低打率は1942年、巨人の呉波(呉昌征)の.286だが、これに迫る低さだ。
その上、セ・リーグは規定打席到達者が18人しかいない。
これも史上最低だ。
1950年2リーグ分立以降の両リーグの規定打席到達者数、3割打者、リーグ平均打率を20年刻みで見ていこう。
1950年~69年
2リーグ分立当初はラビットボールを使っていたこともあり、3割打者が大量に出たが、3年目以降チーム打率も下落し、3割打者も減少する。
セ・リーグは1959年には首位打者の巨人長嶋茂雄、62年にも首位打者の広島森永勝也だけが3割打者だった。
70~89年
セは70年、71年と王貞治、長嶋茂雄が「1人3割打者・首位打者」になる。歴史的にセの方が打低の傾向にある。
しかし1975年ころから馬革の入手が難しくなり、牛革のボールになる。また検査を受けていないボールも横行し、両リーグとも打高に振れ、10人以上の3割打者が出るようになる。
90~09年
年により浮き沈みがあるが、この傾向は続いた。2003年のパ・リーグは史上最多の19人の3割打者が出た。
10~25年
しかし2011年、NPBの加藤コミッショナーが「統一球」を導入すると、両リーグともに平均打率が2分前後も下落。
その後も浮き沈みがあったが、前の20年よりも「打低」の傾向が続き、24年には近藤健介がパ・リーグでは初めて「1人3割打者・首位打者」になった。
そして今年のセ・リーグは、3割打者が0になったうえ、規定打席到達者が史上最少の18人になった。
規定打席に達しているキャベッジ、山田哲人、矢野は規定ぎりぎりであり、外れる可能性がある。
なぜこんなにセ・リーグの打撃が下落したのか?
稿を改めさらに考察する。
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