青柳晃洋退団。小笠原慎之介も瀬戸際。
やめとけっちゅーのに!という感じではある。
投手に限っては、NPBからMLBに移籍をする選手の中にはいくつかのパターンがある。
1.日本でもうやることが無くなった選手
無双状態になり、MVPやタイトルを総なめにし、球団もこれ以上年俸を上げられない状態になった選手。
松坂大輔、ダルビッシュ有、田中将大、山本由伸などがこれに当たる。MLB側の評価も高く、高年俸で契約をする。MLBでも活躍することが多い。
2.1ほどではないが、そこそこの好成績を上げて強いMLB志向がある選手
石井一久、黒田博樹、上原浩治、菊池雄星、今永昇太、千賀滉大など。これらの投手も苦労はするが、成功する例が多い。中には川上憲伸や藪恵一、伊良部秀輝のように、うまくいかないケースもあるが。
3.客観的に見て「これは無理でしょう」と思う選手
青柳晃洋、小笠原慎之介、最近で言えば上沢直之、過去には牧田和久、山口俊など。NPB時代の実績もさることながら「投手のタイプ」としてMLBに向いていないと思える投手だ。
MLBに向いている投手、MLBが欲しがる投手とは、端的に言えば、「K9」「K/BB」の数値が優秀な投手だ。奪三振能力が高い上に、制球力がある投手ということになる。
NPB時代の成績で言えば
1.2の投手は
ダルビッシュ有 K9=8.9 K/BB=3.75
山本由伸 K9=9.3 K/BB=4.48
菊池雄星 K9=8.0 K/BB=2.43
今永昇太 K9=9.2 K/BB=3.65
千賀滉大 K9=10.3 K/BB=3.62
これに対し3の投手は
上沢直之 K9=7.2 K/BB=2.62
青柳晃洋 K9=6.5 K/BB=2.16
小笠原慎之介 K9=7.2 K/BB=2.46
明らかな差があるのだ。3の投手は「イニングイーター」で「打たせて取る」タイプだ。NPBの打者なら打たせて取ることができても、バットスイングが速いMLBの打者は安打、本塁打になることが多いのだ。
この数値で見ても青柳、小笠原にMLBで成功する可能性は少なかった。MLBサイドもそう見ていたから獲得に慎重だったわけだ。
2人は「いい経験をした」というにはあまりにも過酷なシーズンになった。こうした数字は無視してはいけないだろう。
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