PRでみるシーズン投手成績60傑
PR(Pitching Run)は、私くらいしか使わないが、投手の傑出度を見る数字として面白いと思っている。
PR=((その年のリーグ平均防御率-その投手の防御率)×投球回数)÷9、リーグ平均防御率よりもより低い防御率で、より多く投げた投手が上位に来る。
シーズン成績30傑。LGERAはその年のリーグ平均防御率
すべての投手1位は1954年、中日の杉下茂。この年のセ・リーグERAは3.12、その中で杉下は1.39という防御率を記録、しかも395.1回を投げてPRは唯一70点台を記録した。
続いて1950年の巨人藤本、そして1980年の日ハム木田。木田は端的に言えばこの年だけの投手だったが、すさまじい成績だった。
それに続いて史上最多勝タイの42勝を挙げた64年の稲尾。西鉄は三原監督が退任して成績に陰りが見えていたが、稲尾の成績は偉大だった。
そのあとにまた藤本が来る。1950年の2リーグ分立前後は飛ぶボールの時代だったが、藤本はそんな中でずば抜けた成績だった。
1959年、御堂筋パレードの南海、杉浦が38勝で7位、稲尾、スタルヒン、藤本など大投手の名前が並ぶが、そんな中で2013年の田中将大が、平成以降ではトップの20位に名前を出す。
イニング数が減った平成以降の投手は、PRの数字が上がらないが、そんな中で田中の成績は傑出していた。
31位から60位
目立つのはダルビッシュ有が3回顔を出していることだ。2010年代では傑出していたのだ。
また山本由伸は2021年、最初の沢村賞の年が47位に出てくる。
2018年の菅野が55位、17年の菅野が58位だ。
意外なのは、史上最多400勝の金田正一が60傑で30位と57位に2回出てくるだけ、2位350勝の米田哲也、3位320勝の小山正明はなし、4位317勝の鈴木啓示は19位に1回出てくるだけだ。
勝利数は、投手の実力を示す数値ではあるが、運の要素や「勝ちを狙いに行けば増える」ことなどもあり、傑出度とは別の評価軸だといえる。
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