あと1セーブ
毎日新聞
ロッテ益田投手、ロッカー殴り骨折 250セーブ目前に…全治数カ月
通算248セーブの益田直也は8月19日の楽天戦、1点リードの九回に登板したが、1四球と暴投などで2死三塁となり、辰己涼介選手に同点打を打たれて救援失敗。次打者に四球を与えたところで降板した。
あと2セーブで名球会入りだったが、それに失敗したことで、ロッカーを殴って左手甲を骨折。手術を受け、全治数カ月となった。
今季は、平野佳寿が4月3日のロッテ戦でNPB通算250セーブを達成、しかしもうよれよれで、以後は救援失敗の連続だった。
引退間際の投手が勝利、セーブ、ホールドなど「あと1で大台」と迫って、最も達成が難しいのが「セーブ」だろう。
勝利は、かつては金田正一のように前を投げる投手に4回程度までリードを保って投げさせてそのあと「わし投げる」となって「勝ち」をつけることができた。今、こんな露骨なことはできないだろうが、勝利を付けさせることは不可能ではない。
「ホールド」はリードする状況で何人か中継ぎ投手を出して、その中に引退間際の投手を1アウトだけはさむことで、ホールドをきろくすることができる。
しかし「セーブ」は、「3点差以内で登板し、1イニング以上投げてリードを守り抜く」という「セーブシチュエーションで登板して、少なくとも2点以内に抑えなければならない。
どんな消化試合でも「負けてくれる」チームはない。また、この状況で「引退間際の元クローザー」に「ゲームをくれてやる」采配をするのも難しい。
セットアッパー、中継ぎは力が多少衰えても起用されることはあるが、クローザーは「その時点で最高の救援投手」を投入するものであり、お情けで起用することは考えられない。
藤川球児は2020年、250セーブまであと7と迫っていたが、防御率が6点台になり、記録達成を諦めて引退した。
せっかくチャンスを与えられた益田が悔しがるのはわかるが、この厳しさが「クローザー」というポジションの「価値」でもあるのだろう。
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