近本光司1000本安打
ずーッと昔から阪神のレギュラーみたいな顔をしているが、まだ今年7年目、大谷翔平より4か月ほど遅く生まれた同世代である。 キャリアは全然違う。 淡路島に生まれ、兵庫県の社高、ゴルフ銀座と言われた社インターの近くにある。酒米の山田錦の田んぼが広がる当たりの学校だ。甲子園には出場せず、関西学院大から大阪ガスという、関西べったりのキャリアから、2018年1位で阪神入り。 同い年の大谷翔平は、もうこの時にはファイターズを卒業してエンゼルスに移籍していた。 キャリアSTATS 社会人出でもあり、即戦力は当然として、矢野燿大監督は、同期同学年の木浪誠也を1番遊撃、近本を2番中堅で、開幕スタメンに抜擢。 ここから7年間、大きな不振や故障もなく、7年間ずっと規定打席に到達。 盗塁王を5回、最多安打1回、ベストナイン、ゴールデングラブを4回、これ以上ない成績を続けてきた。 大谷とは全く異なる生き方ながら、世代最高の成功者の一人だろう。 中堅手として堅実な守備を見せ、リーグ屈指の俊足として活躍しながら、怪我、故障がない。それは入念な準備、練習の賜物だろうが、同時に成績を見てもわかる通り「極限まで攻め切った」という数字は残していない。 長く、安定感あるプレーをすると言うことを考えているのだろう。 球団にとっては一番有難いタイプだ。 30歳だから、あと7年は一線で働くだろうから、38歳前後で2000本の大台に乗るのではないか。 大学ー社会人では宮本慎也(同志社大-プリンスホテル)、古田敦也(立命館大ートヨタ)、和田一浩(東北福祉大ー神戸製鋼)が2000本をクリアしている。 関西系が多いのは、東京六大学より一段低くみられるので、大学からプロ入りできなかった逸材が多いからだろう。 私のサイトにお越しいただき、ありがとうございます。ぜひコメントもお寄せください! ↓ 好評発売中! https://amzn.to/47hJdhC 2023年森原康平、全登板成績