NPB、IsoDワースト、ベスト
打者の選球眼を示す数値に「出塁率」があるが、これには「打率」の成分が含まれる。選球眼が良くなくても、打率が高いと上がってしまう。そこで「出塁率ー打率」という数値が考案された。
これをIsoDという。Isolated Discipline(個別に分けられた自制心)の略だ。
IsoDが高い打者は、投球をよく見極め、ボール球を振らず出塁する打者であり、投手にとっては球数が嵩むこともあり、いやな存在だ。
IsoDは0.1あればトップクラス。0.07以上で合格点と言える。
今季のNPBで300打席以上立った打者のIsoDベスト30 *左打者
中日の細川が1位、今季は故障で戦線離脱した時期が多く規定打席未達だが、貢献度は小さくなかった。それにしても細川は現役ドラフトが生んだ最大の収穫だと言えよう。
続いて楽天の浅村、今年2000本安打をクリアした。彼は今年かなり不振で、連続試合出場も途切れたが、選球眼は健在だ。
さらに意外なことだが阪神の捕手の坂本。捕手はどちらかと言えば早打ちが多い印象だが、彼は粘り強いのだ。
そしてソフトバンクの近藤。この選手の最大の持ち味は選球眼だろう。怪我さえなければ2000本は確実だろうが。
今日の午後紹介するが、セイバー系の価値観が浸透しているMLBではIsoDが0.1以上の選手はたくさんいるが、NPBは4人だけ。
「積極的に早いカウントから打っていくのはいいことだ」と根拠もなく言う解説者がいるくらいで、出塁率やIsoDの評価が低いのだ。
規定打席以上では大山悠輔、続いて柳町達。2人は平凡な成績に見えるが、実は球をよく見極める投手にとっては嫌なタイプだ。
佐藤輝明はこの中にない。セ・リーグ第強打者になったがIsoDは0.069で36位。投手はそれほど砂糖を恐れていない。三振がやたら多いからでもあろう。
IsoDワースト20
このランキングに乗っている顔ぶれは、早打ちで、ボール球をよく振っていることになる。投手から見れば「ちょろい打者」だと言える。
首位打者牧原大成がダントツに低い。RCでも言ったが、この打者は「勘で打っている」と言う印象だ。
上林や西川もかなり早打ち。ともに悪球打でもあり、それを安打にすることが多い。NPBではそれは評価されるが、MLBに行けば評価はぐっと下がるだろう。
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