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PR(Pitching Runs)で見る近年のNPB投手陣。

防御率1点台と言うと、素晴らしい投手という印象がある。しかし、投手の評価はあくまで相対的だ。投高のシーズンは防御率が良くなるし、打高のシーズンは当然悪化する。

PR(Pitching Runs)投手の評価を、リーグ防御率からの傑出度で試みたものだ。

セイバーメトリクス的には防御率の評価は低いが、一定の評価基準でもある。

まずは10年前、2015年の両リーグERA5傑のPR

セはジョンソンが1位、彼は翌年沢村賞。PRは30.19。この数字が30を超えれば、今の試合数、投球回数では一級品だ。

パは大谷翔平が1位、防御率1位だが、PRは20点台だった。

2018年

この年のセは平均ERAが4.10と打高だった。そんな中で菅野は2.14、投球回数も200イニングを超え、PRは40点台になっている。

パは岸が1位だったがERAは2.72と平均ERAとの差が1点少ししかなくPRは20そこそこだった。

2023年

阪神優勝の年、村上が1位、彼はMVPも受賞した。ERAは1.75だがイニング数は規定投球回ぎりぎりで、2位の東とわずかの差だった。

パはオリックスの山本の傑出度がずば抜けていて、PRも36になった。

昨年、2024年

セは5人も防御率1点台が出たが、リーグ防御率も2点台になり傑出度では大したことが無かった。投球数も少なかったためPRは20点台。

パも同じ傾向でPR20代は1人だけだった。

投手は優秀になったが同時に小粒になった印象だ。今季のセも1点台がたくさん出そうだが、平均ERAはさらに下がっているので傑出度は小さいだろう。

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